2017晴れの国おかやま100km歩行 前編 [100kmウォーク]

3日になりました。
天気は曇り、日は照っているものの
そんなに暑くならないとのことで、
2年前の30℃、昨年の暴風雨から比べると、
ベスト条件です。
せっかくなので、サングラスを付けることにしました。
1000人近くの参加なので、
スタートに時間がかかります。
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今年は、ドローンを使ってスタート動画を撮るそうです。
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10時に200番目くらいのところからスタート。
(1000人も参加しているのなら、ウェーブスタートも考えなければ行けないかもしれません)
最初は人混みの中進むので、
あまり自分の速度で歩けません。
旭川から百間川に向かうあたり(3km)でようやく自分の速度をつかみ、
同じような速度の人を追いかけるように歩いて行きます。
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時々、列の後半から追いかけている人に抜かれますが、自分のペースを守ります。
今回は、この土手沿いでは、動画の撮影や写真撮影がされます。
最近、このときの写真が公開されましたが、
自分のサングラス姿というのは…
似合いません。
家族にも笑われてしまいました。

昨年同様、瀬戸内市長のハイタッチを受け、沖田神社を通過。
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今年は、沖田神社前を通過して、清内橋の右側を歩いて通過。
さらに橋を渡ってすぐ、河川敷を下っていきます。
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歩道をできるだけ通るようにコースを変更しているようです。
サッカー場過ぎると、ここからは去年と同じコース。
県道177号線を北上していきます。
西大寺市内に入り、信号で止まることが増えてきました。
途中、応援している人に、38番目に通過しているよ!と声を掛けてくれました。
当初前にいた150人ほどを抜いてしまったのか?
よく分かりませんが、昨年と同様
吉井川にかかる永安橋の上り坂を利用してスピードアップすることに。
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ただ、前を横並びで歩かれる方がいて、前に出ることができません。
そのうち、第1チェックポイントである門前交差点に到着。
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昨年より15分も早く着きました。
ここでいただけるイチゴ2個。
格別です。
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2017晴れの国おかやま100km歩行 準備編 [100kmウォーク]

今回で5回目となる100kmウォーク。
何回か経験すると、いろいろと対策を考えていきます。
まず、これまでの対策として
①肉刺対策
これが一番悩まされてきました。
1)靴下を頻繁に取り替える。
 なかなか効果がありません。
2)肉刺対策のローションを塗る。
 ある程度までは効くのですが、
 靴下を履き替えたときや
 汗で濡れてくるとダメです。
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3)テーピング
 肉刺のできやすいところにテーピングすると
 効果があります。
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 (私が使用しているテーピングテープ)
 ただし、テーピングしたところは
 問題ないのですが、
 していないところに肉刺ができたり、
 ひどいときは
 テーピングしている下に
 肉刺ができたりしていました。
 2)と並行して対策も可能で、
 まずテーピングしてから
 ローションを塗ることになります。
4)通気性の良い靴にする
 雨の時は逆にダメですが、
 湿気を外に出すので
 肉刺防止にはよいです。
5)5本指靴下
 ただ、これまでの靴で、
 この靴下を履くと
 指部分が窮屈になり、
 靴擦れが起こしやすいので、
 この方法はしないようにしました。

それでも肉刺はできていました。
(昨年は雨が降っていたので、さらにひどかった)

今年考えた対策は、靴下の材質。
これまで綿の靴下を履いていました。
綿の場合、汗をかくとこもってしまうため、
肉刺にはよくない。
そこで、
今回はメリノウールの靴下を探していました。
いろんな方の意見を聞いて購入したのが
武田レッグウェアー製の
R×Lブランドの「TBW-900」です。
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100kmの練習ウォークの40kmで
確かめましたが、
足の裏に汗をかいている感じがしません。
これなら大丈夫と思い、
この靴下でチャレンジすることにしました。

②股擦れ
 歩いているときは感じないのですが、
 歩き終わって風呂に入るときに気づきます。
 痛くてお湯を掛けることも
 浸かるここともできません。
 これは馬油を塗ることで
 既に攻略できているので、
 今回もこの方法をとる予定。

③紫外線
 これをしていないと、
 手や首が痛くなり大変になるので、
 これまではUVケアをしていました。
 ところで、対策をできていなかったのが、
 目に対する保護。
 普段から眼鏡を掛けているので、
 ガラス自体で紫外線カットは
 ほぼできているとのことですが、
 まぶしくて、目がおかしくなるので、
 サングラスが欲しいと思っていました。
 ただ、歩く時に地図も見るので、
 遠近両用で色をつけると、
 かなり高くなるし、
 普段はつけられない眼鏡を
 購入することになるので、
 なかなか対策を取れていませんでした。
 そこで見つけたのがこれ!
170507-22.jpg
 眼鏡の上から付けることが
 できるものです。
 こんな感じになります。
 170507-23.jpg
 まぶしさは消えて、
 とても歩きやすくなります。
 ただし、レンズの処を挟んでいる
 ゴム部分が視野に入るので、
 最初はうっとうしく思いましたが、
 慣れてくると問題ありませんでした。

④雨対策
 靴濡れ防止やカッパなど
 対策を考えていましたが、
 今回は雨が降る予定がないので、
 持って行きませんでした。

⑤栄養補給
 前回の行橋別府100キロで、
 食事をほとんど取れていなかったので、
 途中ダウンしてしまいました。
 今回の岡山では、
 サポートがしっかりしているので、
 昨年は何もしなかったのですが、
 出発が10時であり、
 最初の補給は45キロになるので、
 途中の補給用として、
 ゼリー飲料と一口羊羹を購入。
 ゼリー飲料は
 他の方から推奨を受けたこれにしました。
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 ちょっとした時間で栄養補給ができるので
 助かります。 

さあ、これで準備万端です。
本番の報告はいつになるかわかりませんが、
次回以後に書いていきます。

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2017晴れの国おかやま100km歩行 前日 [100kmウォーク]

ご無沙汰しております。
記事は昨年の10月頃の内容で2ヶ月ほど
何もアップしておりませんでした。
仕事が忙しくて…
さらにあちらこちらのウォークに参加していたので、
アップができていませんでした。

このGWは毎年ながら
岡山の100kmにチェレンジしてきました。
今年は、初参加した2015年のように暑くなく、
昨年のように暴風雨に遭うこともなく、
最高のコンディションの中で
歩くことができました。

100kmの時は、徹夜で歩くことになるので、
前日から現地入りすることにしています。
安く行くため、こだま号に乗って、岡山へ。
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500系の新幹線です。
そのうち、この新幹線も淘汰されるのではないかと思い、
乗りました。
指定席は2×2席なので、ゆったりできます。
岡山へは1時間20分。
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(駅前の桃太郎像)
歩いてでもホテルに行けるのですが、
岡山電鉄で行くことに。
今回の電車は「タマ電車」。
170507-03.jpg
タマと言えば、和歌山電鉄の「たま名誉永久駅長」のこと。
和歌山電鉄の親会社が岡山電鉄のため、
ここにもタマ電車が走っています。
(現在、和歌山電鉄ではスーパー駅長としてニタマが、今年から見習いとしてよんやまが勤務しているそうです。海南ウォークで和歌山に行かれるのなら寄ってみてください。)
電車の中は、タマ模様になっていて、
和歌山観光の案内が置いてあったりして、
和歌山をアピールしています。
降車ボタンを押すと、
猫の鳴き声とともに
「つぎとまりますにゃ」と表示されていました。
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(画像がボケボケでごめんなさい)

ホテルは昨年と同じ、「ホテルエクセル岡山」。
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会場に近いと、朝ご飯が現地の素材を使ったもので作られたものが多いので、
気に入っています。

時間があるので、明日の下見に。
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既に準備が終わっており、明日を待つばかりになっていました。

さて、この時期、岡山では、
「おかやまハレいろキャンペーン」が行われており、
今年のテーマは、
「mtアートプロジェクト」。
mtというのはマスキングテープのことで、
「mt(エムティー)」は、倉敷市に本社を構える「カモ井加工紙」製のマスキングテープのブランド名だそうです。
そのため、岡山城もマスキングされており、
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後楽園もmt行灯でライトアップされていました。
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昨年とちょっと違う感じで良かったです。

昨年も撮りましたが、川に逆さまのお城が映ります。
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この後、岡山ラーメン、ぎょうざ、
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そしてミニデミカツ丼
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を食べて栄養をつけ、
さらにコンビニで野菜サラダを買って
翌日に備えました。
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第18回 行橋-別府100キロウォーク in 2016 番外編 [100kmウォーク]

今回の100kmウォークでタイムが遅くなったり、
足を痛めてしまった原因は、
天気、雨のせいだろうと思いますが、
5月の岡山でも雨でした。

今から考えると次のことが原因と思っています。
1)休憩が長く、身体が冷えてしまった。
  雨のため、着替えたり、
  テーピングの張り直しなどで
  1休憩に30分以上かかることが多かった。
  そのため、身体が冷え切ってしまい、
  足を痛めてしまった。
  岡山の時はそんなに長い休憩は無かった。
2)食事をほとんど取っていない。
  ウォーキング中に自らとったものは、
  うどんのみ。
  後は提供されたバナナ、なし、
  ぜんざい、スープだけだった。
  100kmも歩くのだから、
  途中の栄養補給が足りなかった。
  これも休憩がこれ以上長くなるのを
  避けてしまったのもあるが、
  やはりしっかりと取らなければいけない。
  岡山の場合おもてなしが多いので、
  それで十分であるが、
  行橋-別府では、途中の食事は大切。

次回の時は気をつけたいと思います。

ゴール後、ふぐの雑炊を食べる。
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ふぐの姿は分からなかったが、十時間ぶりの食事でおいしかった。
この後、チャレンジャーは無料で入ることができる
北浜温泉(テルマス)で汗を流す。
脹ら脛の痛みはあるが、歩くことはできたし、
以前は必ずできた股ズレも「馬油」のおかげで
できなくなったので、風呂に入ることができるようになった。
参加人数が多いので、そこそこ混んでいます。
タオルは持参しないといけない。

風呂上がりに、肉刺の処理をしたが、
脹ら脛の痛みが復活。
整骨院にしてもらったテーピングで
痛みが治まっただけであった。
この後、タクシーで駅に向かった。
帰りの電車は14時台を取っていた。
まだ3時間以上ある。
予定は、6時台にゴールして、
風呂後に別府観光と考えていて
14時に予約にした。
しかし、足が痛くて観光どころではない。

昼ご飯を食べることにした。
別府の食事と言えば、調べると、鶏天。
駅前にある「とよ常」が有名店らしいが、
もう既に店前に人がたむろうしている。
時間はあるが、1人でここまで並ぶ気が無いので、
別府駅内にある「春かつ」にいくことにした。
この店では鶏天でなく、鶏カツを押していたので、
こちらをいただくことにした。
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柔らかく、久々のタンパク源。
疲れた身体にはいいねえと思いながら食べた。

その後、ベンチで座っていたが、眠たい。
乗り過ごしもいやなので、
プラットホームの待合室で2時間くらい座っていた。
(格安切符を購入したので、時間を変更すると、通常料金になるので変更はできない)
小倉駅では、駅内にあったうどん屋さんで
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「ゴボ天かしわうどん」を食べた。
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かつお昆布出汁がおいしく、出汁がしゅんだゴボ天は最高!
さらに煮込んだかしわもおいしい。

小倉駅前には、
メーテル・鉄郎像と
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ハーロック像があった。
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松本零士が小倉に住んでいたことがあるからだそうです。

新幹線に乗る前に
「かしわめし」を購入。
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コンビニのかしわ飯ですが…
よく考えると、終わってからの食欲がすごい。
身体が失ったカロリーを取り返そうとしています。
こんなんだから体重が減らせないのだろう。
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第18回 行橋-別府100キロウォーク in 2016 後編 [100kmウォーク]

75.1km地点、山香休憩所からです。
先ほど下った坂を登るのですが、かなり堪える。
たかが数メートルだったのですが、もうだめ。
次の峠までの平ら道なのですが、本当に辛い。
数百メートル歩いては止まることを繰り返しました。

2番目の峠、七曲り峠の入口の到着です。
ここからは国道10号線から外れ、歩行専用道になります。
入口では、バナナの提供有り、まず食べる。
ただ、ここはリタイアポイントではなかった…
ここからは700mで標高100mを登るため、
急坂で有り、そのため、7カ所も曲がるので、この名が付いています。
坂がきついので、杖が借りられます。
思い切って登って行くことにしました。
元々上りは好きだから大丈夫かと軽い感じでした。

しかし、疲れている足には堪えた。
数メートルしか登れない。
でもこの坂の両端には、ランタンが置かれていて、
とても神秘的。それが力を生んだ。さらに杖の力でなんとか乗り越えた。

峠の頂上についたけど、今度は下り坂。
恐くて足が前に出ない。
5分ほどたち止まっていたが、ようやく前へ。
杖を前につきながら一歩一歩進むが、
足が痛くて10歩しか進めない。
歩行専用なので、救いの手もこない。
他の人も自分のことで一杯のでしょう。
何百人も抜かされていきました。
声も掛けてもらうこともなかった。
自分で何とかしなくては…
とりあえず峠を下ろう。
そしてそこでリタイアしょう。
下り坂は2kmでしたが、
1時間かけて降りました。

ここで杖を返すのですが、スタッフが居ないため、
リタイアができない。足を引きづりながら、
100m進んでは休憩ということを繰り返し、
最後の峠「赤松峠」の手前のコンビニに着いた。

ここのコンビニでは、ベンチが設置されていて、
ゆっくり座ることができた。
雨も上がったので、レインコートも外し、
痛んでいる足を自分でマッサージをしてほぐした。
最後の峠は標高132m。
今までと比べると、低いので、何とかなるかと思い、進み始めた。
時間は5時、ようやく空が明るくなりつつある。
サンリオハーモニーランド側を通り、また下り坂に入った。
もう足の踏ん張りがきかない。
50m進んではガードレールにもたれかかった。
第3チェックポイント日出町に行くぞ!
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これだけでの気持ちでなんとか到着した。

ここのチェックポイント、
整骨院によるマッサージを受けられることでお願いした。
痛んでいる右足の脹ら脛を中心にしていただいたのですが、
「あなた、過去に左膝痛めたことある?」
と聞かれた。確かに歩けることもできないほど痛めたことがあったが、5年前。
もう今は痛くもないけど…
「分かるのですか?」
「ちょっと普通とは違うね」
「そうなんですか…」
「それと右膝は痛くない?」
「えっ!痛くないけど…」
「それならいいけど、ちょっとね…」
この大会が終わった後、右膝を痛めることが分かることになるのですが、
まだこのときは全く気づいていませんでした。
右の脹ら脛をテーピングしてもらいました。
すると、どうでしょう。
あれほど痛んでいた足が、全く普通に歩けるになっていました。

トイレ休憩とスープをいただいて、
最後の14kmを歩き始めた。
先ほどの歩き方は全く異なり、
ほぼ普通の歩行に変わった。
別府湾ロード歩き始める。
湾の向こうには別府の町が見え始めた。
時間はかかるが、ゴールはもう少し。
これだけ苦しんだ100kmはない。

あと5kmになったとき、前方に100kmウォークで有名な「がんばれおじさん」がいました。
いつも励ましの言葉を掛けている方だそうです。
はっきり聞き取ることはできなかったが、
力をいただきました。

あと4km。
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ここからカウントダウンが始まります。
ここまでの苦しみを思い返すと
涙線を緩んできます。
ゴールが近づくと、先にゴールした方、応援の方から拍手で迎えてくれます。
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そして、歩きながらゴールの写真撮影となりました。
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(写真はゴール後に私が撮影したもの)
1人1人完歩証をいただきました。

過去4回、100km歩きましたが、
今回が一番しんどかった、
そして、一番悪いタイムでした。
今度は、天気がよいときに、いい調子で歩きたいです。


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第18回 行橋-別府100キロウォーク in 2016 中編 [100kmウォーク]

続きです。

19時前、レインコートを着てリスタートです。
せっかく雨対策したのに、
雨小降りになってきました。
レインコートでは蒸し風呂状態になるので、
コンビニの軒下でまた100均カッパに交替です。
着替えてからしばらくするとまた本降り。
しかし、着替えるところがなく、そのまま歩いていくことに。
目の前にTOTOの工場が見えてきました。
ここはトイレ休憩場所になっているので、
ここでまたレインコートに着替えるため寄りました。
ここのトイレは最新式になっていることで体験しょうと思っていましたが、
先客がかなりいたので、諦めてしまいました。
ただ、ここの休憩所は広く、温かい飲み物もサービスしてくれます。
雨の中なので、とても助かります。
中津中央公園で休憩より、ここで休憩するのも有りかなと思いました。
(直前1.5km前にコンビニもある)
(このTOTOでのおもてなしを受けて、わが家のトイレのリフォームはTOTO製にしました)

ここから1.5km先に梨の提供のある土屋農園に到着。
今年は不作と言うことでしたが、
1人2切れまでということでいただきました。
助かります。おいしかったです。

この後、有料食の販売場所が2カ所ありましたが、
休むとさらに疲れるし、少しでも先に行きたいということでパスしました。
宇佐市に入ります。
第2チェックポイントも宇佐なのですが、
チェックポイントまでまだ15kmあります。
宇佐と思わず歩くようにします。
53.7km地点、ジョイフルさんがスープを用意してくれていました。
雨で冷えた身体には助かります。
ここから第2チェックポイントとなる61.6kmまでが本当に道のりが長く感じました。
何回か雨の酷さでくじけそうになりますが、
他の参加者と励ましながらなんとか到着しました。
23時30分でした。

歩き始めてからまともな食事をしていないので、
ここで、うどんを食べることにしました。
温かいうどんは助かります。
テントで、靴下を脱ぎ、足裏の手入れをします。
雨で濡れた足はふやけていましたが、
タオルでしっかり乾かし、
テーピングを行います。
残り39kmですが、雨の中、なかなか歩いていくことができません。
リタイアバスに向かう人も何人も見かけました。
ようやく気を引き締めて出発することにしました。
もう日は変わっていました。

ここから第3チェックポイントの日出町まで16kmなのですが、
この間に峠越えが3つ有り、この100kmの最大の難関です。
まず、一つ目、立石峠(標高147m)です。
なめらかの上り坂ですが、
第2チェックポイントから6kmの道で登って行きます。
雨の中、歩いていたのですが、左足の脹ら脛の張りが出てきます。
途中、足をもみながら歩いて行くのですが、スピードが出ません。
数人で歩いて峠への道を歩いていたのですが、
徐々に取り残されてしまい、一人で歩くことに。

ようやく峠に到着し、ここから緩やかな下り坂になるのですが、足が動きません。
後ろから次々と抜かされていきます。
本道でも、リタイアバスが次から次へと
抜いていきます。
もう、気がめげます。
それでももう少し歩こうと思い、
75km地点山香休憩所に到着。

休憩所はコースからわずか下るのですが、
もう踏ん張ることができません。
ここではぜんざいの提供があるので、
まず食べることに。
疲れているし、雨で身体が濡れているのでとても助かります。
しかし、いすが空いていなかったので
立ったまま食べていました。
足はぼろぼろ、
もうリタイアしょうと思ったのですが、
リタイアバスが混んでいて、この場所に来るのは1時間後と言われ、
もう少し歩こうと気持ちを変えて、前に進むことにしたのでした。
(このときは、たぶん午前3時前ではなかったかな。)
しかし、この判断が、これからの地獄への苦しみを味わうことになります。

次に続く。





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第18回 行橋-別府100キロウォーク in 2016 前編 [100kmウォーク]

ご無沙汰しております。
1月に体調を壊してしまい、
あまり歩けていません。
そのため、天気が悪いときは、おとなしくしております。

さて、続きを書きたいと思います。
正八幡宮を過ぎ、線路沿いを歩いてから、
今川の河川敷を下っていきます。
1分ごとのスタートですが、
それなりに人がいるので、
自分のペースト同じ速度で歩いている人を見つける
ことをしましたが、黄色ゼッケンではなかなかいません。
とりあえず、前とのスペースを保てるところを歩くことにしました。
170107-14.jpg
河川敷なので、車の心配も無い。
また、たくさんの方の応援も有り、
とても歩きやすいところです。

前方と間隔が詰まってきたなと思うと、
2.9km地点の沈下橋に近づきました。
170107-15.jpg
もう少し遠方から撮影すると、
川の中を歩いているような感じに撮れるそうですが、失敗ですね。
人が1人しか渡れないところを歩くため、
どうしても列ができてしまいます。
170107-16.jpg

この橋を渡ったところには、
この100kmでは有名な「プロペラ君」が立っていて、
全員とハイタッチをしております。
この「プロペラ君」、
スタートして誰よりも早くここまで来て、
全員とハイタッチしてから、100kmを歩かれている方だそうです。
私も無事「プロペラ君」とハイタッチをして通過しました。
この後、しばらくすると、予想通り、雨が降り始めました。
まだ激しくないので、100均の雨カッパを着て、
岡山100kmの時に用意した、靴カバーを付けて歩き始めました。
5.4km市民体育館が最初のトイレ場所ですが、
たくさんの方が行かれていたのでパス。
その次の総合公園も多かったです。
初めての道なので、どこにトイレがあるかがわからないのが困りますね。

祓川を過ぎ、沓尾漁港を通ります。
ここでも地元の人の応援をいただきます。
ここにもトイレがあったそうですが、見逃してしまいました。
スタートの1時間前から列に並んでいるので、
まだそんなにも歩いていないのですが、
トイレに行きたくなってしまいます。
(雨で身体が温もらない影響もある)

9.1km地点ここのえ牧場の店の左側に海水浴用トイレを見つけ、そこでと入れ休憩。
コースから離れた位置のトイレに入ることになってしまいました。
(ここから500m先にコース近くにトイレがありました。)
雨が少し止んだので、カッパを脱ぎ、歩き始める。
しかし、すぐに雨が降り始めました。
(空が少し明るくなったので、一時的に止むかと思ったけど)

長井海水浴場では、砂浜を歩くことになります。
170107-18.jpg
天気の時は、靴の中に砂が入るので、
ここから出たときは、砂抜きが必要とのアドバイスがあったけど、
今回は濡れているので、そんな心配は無し。
砂浜から階段を上がり、海岸線に沿って歩き始めます。
170107-17.jpg
人数が多いので、かなり多くの歩いている様子が分かると思います。
カッパの方も、傘の人もいるけど、
手がだるくなることはなかったのかな…

15.6km地点で100円でペットボトルの販売有り。
このことを知っていたので、あらかじめポケットに100円を準備していました。
ここで休憩している人も多かったのですが、
雨がひどくなる前に先に行くことにしました。
ここからは国道10号線に沿って歩くことになります。
そのため、ここからの道は狭くなるので、
自分のペースと同じ人の後ろでないと、歩きづらくなると思います。
(ここからは雨がひどくなったので、撮影もしていません)
20km地点浜の宮大橋で給水ポイント。
水、スポーツドリンクの補給が可能で、
空になったペットボトルに補給。
この後、只管10号線を歩きます。
豊前市を過ぎ、大分県に入ります。
中津市の歩道橋を渡ると、第1チェックポイントの中津中央公園(36.1km)です。
18時30分に到着しました。
雨の中約6km/hなのでまあまあのペースです。
ところが、ここでのテントが少なく、座る場所がない。
他の人がリスタートしたところに入り、
100均カッパからレインコートに切り替え、
また、夜の照明も準備したりしたので、
25分ほどかかってしまいました。
晴れているのなら、この手前で夕食を買って、食べるのがよいかもしれません。
今回は、時間が余計にかかったので、支給のバナナ半分だけでスタートです。
(栄養補給が間違ったと思います、次回の時は補給場所を考える必要があり)

次回に続く。

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第18回 行橋-別府100キロウォーク in 2016 スタート編 [100kmウォーク]

昨年参加したことは書きましたが、
(その時の記事は、こちらを)
今年も抽選に当たれば、
参加したいと思っています。
そこで、メモ書きとして
様子を書いておきたいと思います。

大会前日の金曜日。
最終の新幹線で、小倉駅に向かいました。
本当は行橋駅付近で泊まれば、
朝はゆっくりできるのでしょうが、
参加者が多いので、小倉駅にしました。
いつもなら大浴場のあるホテルに泊まるのですが、
今回は夜も遅いので、駅近のホテルにしました。
(当日朝一番の新幹線でも間に合いますが、
 前の日はゆっくり寝たいので、
 前泊した方がよいと思います。)

当日の朝、小倉駅から行橋駅に向かいます。
特急なら20分ほどで着きますが、
特急券を払うほどの距離もなく、
自由席は博多から乗ってきている人が多いので、
座れない確率が高いと聞いていたので、
各停で向かいました。
列車の中は、半分以上が参加者でした。
35分ほどで到着。

駅を降りると、
町を挙げての歓迎ぶり。
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スタッフの方もゼッケンを付けているので、
スタッフの仕事が終わってから
歩かれるのでしょう。
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駅前で行橋市のゆるキャラ「こもちゃん」と記念撮影。
161222-03.jpg
この辺りは黒田官兵衛のゆかりの地なんだと
今更思っていました。
駅前のコンビニで、昼ご飯を購入。

出発点である「正八幡宮」に向かいました。
たくさんの方が歩いているので、
初めてでも道に迷うことはありません。

10時頃、受付に到着。
161222-04.jpg
当日配布される「ゼッケン、点滅ランプ、反射リストバン、記念品の靴下」が入った袋を
もらったのですが、点滅ランプがなく、
本部で別にもらいました。
ただ、他の人と形が違っており、
表面のプラスチックの焼け方から想像すると去年の分ではないかと思います。
まあ、点滅はするのでまあいいか。
神社の駐車場の隙間で準備を行い、
荷物を預ける。
スタート前で写真を撮ってもらい、
早い昼食をとりました。
170107-11.jpg
実績の早い順で並ぶことになっているが、
初めての参加者は黄色ゼッケン。
11時10分頃、トイレに行くと、
黄色ゼッケンの人が並び始めたので、
並ぶことにしました。
境内の様子。
170107-12.jpg
4500人になるとすごい人。
これでも半分以上の方が境内に入ることはできません。
公式HPからダウンロードした上空からの写真を見ると、よくわかります。
170107-13.jpg
11時半から開会式が始まり、
12時に最初のスタート。
1分間開門し、2分間は閉めるというウェーブスタートしており、
個人のスタート時間はゲートを通過した時間になるので、
タイムアウトはちょうど26時間となります。
最終のスタートは13時30分になるそうです。

わたしが実際にスタートしたのは、
12時21分でした。翌日の14時21分がタイムアウトになります。


つづく。


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第18回行橋別府100キロウォークに参加 [100kmウォーク]

まだ、7月の一宮七夕ウォークの記事を書いている途中なんですが、
「100㎞ウォークの聖地」と言われている
行橋別府100キロウォークに参加しました。
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このウォーク、参加者4500人と
一番規模の大きい大会ですが、
参加するには抽選なんです。
2年連続落選しましたが、
ようやく今年当選しました。
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(開会式の模様)

詳細は他の記事を書いた後、
ゆっくりと書いていきたいと思いますが、
スタート直後から雨が降り出し、
翌朝の4時くらいまで降り続きました。
途中、激しい雨も何回も降り、
心が折れそうな時が何回もありました。
また、ここのコースは
後半に3回の峠越えがありますが、
本当に苦しかった。
ある程度は覚悟していたのですが、
足が棒のようになり、
一歩も前に進まない状態でした。
リタイアも何回も考えました。

そういう中、
スタッフやボランティアの励ましの声、
サポートに本当に助けられました。
特に第3CPの日出の保健福祉センターで受けた
柔整師によるマッサージがなければ、
たぶんゴールはできなかったと思います。
本当にありがとうございました。

タイムこそ自己ワースト記録でしたが、
ゴールできただけでも満足です。
公式HPを見ると完歩率59.4%と出ていますが、
うなずける数字です。

本当に皆様に助けられた
ウォークだったと思います。
自分の未熟さ、鍛錬不足を
すごく感じてしまいました。
今も足の痛み、足裏の全体にできた肉刺の痕に
苦しめられています。
まず、体調を戻して、
今後のスケジュール、訓練方法を改めて
考えていきたいと思います。
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2016晴れの国おかやま100km歩行 後編 [100kmウォーク]

4日になり、気分を新たにして歩きます。
寒冷前線が過ぎた後なので、
かなり寒くなってきました。
この時間帯になると、前後に歩いている方とほぼ同じ速度で歩いているので
一定間隔で歩いている感じになります。

田んぼの中を通っている道なので、
ひっそりした感じです。
ようやく家が見えてきたら、
桜ヶ丘の新興住宅地に入り、最後の登り坂です。
昨年はこの登り坂が辛くて辛くて仕方なかったのですが、今年は余裕があります。
ただ、靴下が濡れたままなので、早くチェックポイントで交換したい思いで先に進んでいました。
24時45分、最後のチェックポイント「マックスバリュー桜ヶ丘店」に到着。
しかし、ここはタイムチェックだけで休むような処もなかったので、
次のコンビニまで進むことにしました。
ここからは下り坂が始まります。
昨年はバス停を見つける度にベンチに座っていましたが、
今年はそんなこともなく慎重に下り坂を降りていきます。
ほんのちょっと行ったところでコンビニという感覚だったのですが、
30分ほどかかって、コンビニに到着。

トイレをお借りし、昨年はデカプリンを購入しましたが、
今年はヨーグルトを購入し、休憩。
その間に靴下を脱ぎました。
濡れた状態で歩いたためか足裏が白っぽくなっており、テーピングもほとんど効かないようになっていました。
ここで、新たにテーピングを巻き直しを実施し、新しい靴下に履き替えました。
そのため、20分ほど休んでしまったようです。
残り16km。気分を新たに歩き出したのですが、
おしりの方から痛みが走りました。
濡れたズボンで歩いていたので、
股ズレでなく、尻ズレを起こしたようで、
痛みをこれ以上起こらないようにするため、歩く速度を少し遅くすることにしました。

県道27号線に入り、山陽自動車道に沿って歩きます。
空を眺めると、星がすっきりと見えています。
「桃太郎温泉」前に到着。残り10kmです。
大原橋の登り口に入り、高架上を歩きます。
昨年はこの辺りで夜が明け始めましたが、まだ真っ暗です。

中原橋を渡り、旭川の左岸の土手を歩きます。
ここまでくると、岡山市内の様子が見えてきました。
残り5km。
景色があまり変化がないので、少し疲れが出てきましたが、
ここでへこたれる訳にはいきません。
自分に言い聞かせて前に進んでいきます。
ようやく旭川の河川敷に降ります。
遠くにゴールの看板が見えてきました。
まだ暗い中、ゴーール。
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(写真は実際のゴール数十分後、他の人がゴールに来ていないタイミングで撮ってもらいました)
昨年の岡山100kmより1時間半も早くなり、
飯塚武雄100kmからも15分早く着くことができました。
あの悪天気の中で時間短縮できただけでも満足です。
このような環境下で歩けたのも
サポーターのおかげです。
雨の中、声をかけ続けてくれて、
本当にありがとうございました。

160505-15.jpg
完歩証明書をもらいましたが、昨年より紙質が落ちてしまったような感じです。

しばらくいすに座って他の方のゴールを迎えていましたが、
5時頃、周りも明るくなってきたので、岡山駅に向かって歩き始めました。
いつも通り、サウナで汗を流しました。

本日のコース。
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