3回目の仙台(2016.03) 松島 [日記]

仙台で下宿している息子ですが、
春休みは帰ってきませんでした。
クラブが忙しいわけでもなく、
バイトをしている訳でもなく、
TELもほとんどかかってきません。

ちょうど、天草を訪れているとき、
妻に様子を見に行って欲しいと言われ、
急遽、仙台に行くことにしました。
急だったため、PEACHの価格は高いし、
高速夜行バスも満席でした。
色々考えていると、
福島県のいわき行きのバスが空いていることがわかり、
いわきから仙台へは高速バスが出ていることが分かったので、
とりあえず、予約。
入金前に再度確認すると、
仙台行きにキャンセルが出ていたので、変更することができました。

以前は2階建てバスだったのですが、
昨年火災事故を起こしたので、
通常の3列のシートバスに変更されていました。
第二名神から東名に入り東北道に進んでいきます。
(スマホのGPS機能を動かすと現在位置がよく分かります。
 夜中はカーテンを開けることは禁止されています)
途中事故があり、下道を行くことになり、
仙台到着が1時間ほど遅くなりました。
160702-01.jpg

朝食を食べた後、息子の下宿先へ。
既にクラブに行った後で家には居ませんでしたが、
部屋の掃除をし、昼頃、息子と待ち合わせをしていた駅前へ。
昼ご飯を食べ、近況を聞いたり、
行きたいところがないかと聞いたところ、
どこも観光地に行ったことがないということで、
急に松島へ行くことにしました。
仙石線で松島海岸へ。
本塩釜に近づくと、海が見えてきます。
ただ、海岸線沿いの町並みを見ると、
建物が全くない更地がところどころあります。
痛ましい限りです。
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松島海岸駅から町を眺めます。

松島は、日本三景の一つ。
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山から眺める姿が一番なんでしょうが、
交通手段がないので、今回は観光船に乗ることに。
乗船場に向かう途中、土産物屋の柱には、
津波がきた時の高さを記していました。
大変さを感じます。
160702-03.jpg
点在する島にも被害が多く、
説明の中でも崩れた島の話などがありました。
息子は生まれて初めて観光船に乗ったので、
船旅を楽しんでいました。

その後、朱塗りの渡月橋を渡り、雄島へ。
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雄島には108の岩窟があったといわれていますが、現在残っているのは50ほどです。
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松島のシンボル「五大堂」。
現在の建物は、伊達政宗公が桃山様式の粋を尽くして再建したものです。

次に、松島にある国宝「瑞巌寺」へ。
奥州随一の禅寺で、伊達政宗公の菩提寺です。

わたしが訪問したときは、本堂が工事中で非公開でした。
その代わり、国宝庫裏及び陽徳院お霊屋が特別公開sれていました。
(現在は、本堂を公開していますが、
工事は平成30年まで続きます)
ここで気になったものは、陽徳院お霊屋に向かうときに通ったトンネル。
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人工で掘られたものです。
そして、もう一つ、洞窟遺跡群です。
古来松島は「奥州の高野」と呼ばれ、亡き人の供養が営まれた場所であり、遺跡が多いとのことです。

その後、近くのホテルで日帰り温泉に入り、仙台に戻って来ました。
仙台では牛タン定食を食べました。
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肉厚の牛タンですが、とても柔らかいです。
仙台に住んでいる息子ですが、あまり食べないようです。

下宿先に戻り、
二人で酒を飲みながらいろいろと話しました。




息子曰く、
遠くの学校に行ったので、
学費だけでなく、下宿費用も払ってもらって申し訳ないと。

そんなことを考えるより、
親元離れて、色々なことにチャレンジして
大きくなっていく方が親にとっては嬉しいこと。

お金のことなら、働くようになってから返してくれたらいいことだし、
せっかく東北で一人暮らししているのだから、
ここでしかできないことを体験して欲しい
と言いました。


その後、
バイトも見つかり、
クラブでも後輩ができ、
充実して過ごしているようで
一安心です。
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